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分身を作るのも夢じゃない!?広がる3Dプリンターの世界

スーパー日本橋ワールド

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分身を作るのも夢じゃない!?
広がる3Dプリンターの世界

こんかいのあんないにん

▶ J&Pテクノランド
大戸 誠
オオト マコト

▶ 趣味・特技
コンピューターミュージック
楽器演奏

▶ 自己紹介
入社した平成元年からパソコン販売を担当するコンピューターのエキスパート。
2年前から3Dプリンター売り場を担当する。

シンとでんでん

―― 急速に注目を集めている家庭用3Dプリンター。あらゆるものを三次元にできるテクノロジーの結晶が自宅で楽しめるなんて!二次元の私も相棒・でんでんと一緒に立体になってみたいなぁ。そこで、関西でも珍しい家庭用3Dプリンターの実演販売を実施しているJ&Pテクノランドさんにお邪魔しました。

樹脂の層が幾つも重なって立体に


―― とっても基本からで恐縮ですが、3Dプリンターってどういう仕組みなんでしょう?

大戸誠さん 立体にしたいモノを薄く輪切りにしたような状態で、下から1層ずつ積み上げながら印刷していきます。インクとなるのが、フィラメントと呼ばれる樹脂。これを熱で溶かしながら、積層を繰り返して立体が完成します。高さがなく手のひらサイズのものだと3時間程度、10㎝程度の高さのあるものだと4〜5時間で完成します。

―― ウサギにモアイ像にエンブレム…これ、すべて3Dプリンターで出力した模型ですよね?確かに、細かい層が積み重なってる!

大戸誠さん 最新のプリンターになればなるほど、層のキメが細かくなり表面がより滑らかになります。

樹脂の層が幾つも重なって立体に 樹脂の層が幾つも重なって立体に

使いこなすには図面を作る技術が必要


でんでん さっそく、ワシの立体をプリントしてもらいたいのじゃが…。

大戸誠さん 実はそう簡単ではないんですよ。一時期メディアで取り上げられた時のイメージで、思い描いているモノが3Dプリンタですぐ出力できるととらえている方が多いんですが、まずは3Dデータを作る必要があります。2次元のパソコン画面で3次元の設計図を作るわけですから、初めての方だと想像以上に大変かもしれません。

でんでん パソコンで設計図を作る腕が必要なのかい!?

―― 私も3Dプリンターを買えばOKだと思っていました!

大戸誠さん データを作るには、3DCADあるいは3Dグラフィックソフトが必要です。そして制作したデータをSTLデータで書き出し、STLデータを今度は3Dプリンター付属のソフトでそのプリンターに合った加工用データに変換し、やっと印刷可能になります。

でんでん エ、エスティー…?シン、あとは任せた。

―― 他力本願なんだから!使いこなせるか不安だなぁ。

大戸誠さん 我々がおすすめしているのは「Shade 3D」という3DCG作成ソフトです。値段も手頃ですし、普段からパソコンを使いこなしている方なら挑戦してみてもいいと思いますよ。もちろん操作するコツはレクチャーします!

使いこなすには図面を作る技術が必要 使いこなすには図面を作る技術が必要

マシンから読み解く3Dプリンターの軌跡


―― 家庭用3Dプリンターにもいろんな種類があるんですねぇ。

大戸誠さん 当店では約2年前から家庭用3Dプリンターを展示しています。当時、すでに世界中で3Dプリンターが注目を集めているのに国内ではあまり盛り上がっていなかったので、私が「やりましょう!」と提案したんです。しかしまだ取り扱っている商社がなく、輸入している会社を見つけて売ってもらいました。あの頃は法的な関係でパーツごとでしか輸入できなかったうえ、自分たちで3Dプリンターを組み立てて展示するところからのスタートでした。

でんでん ご苦労があったんじゃねぇ。

大戸誠さん その思い出の1台がアメリカのメーカー、3D SYSTEMSの次世代個人向け3Dプリンター「Cube」です。その次にSCOOVOやMUTOHなど国産3Dプリンターが登場しました。当時、数百万円だった3Dプリンターが数十万円台から手に入るようになり、一般の方でもなんとか手に届く時代が到来しました。

マシンから読み解く3Dプリンターの軌跡

4万円台の3Dプリンター登場で一気に拡大


大戸誠さん 市場が一気に変わったのは、台湾のメーカーXYZ printingの、4万円台という仰天価格でありながら高性能の3Dプリンター「ダヴィンチ」シリーズの登場です。コンパクトかつ組み立てや調整が不要でメンテナンスも簡単なので、一般家庭でも気軽に使えます。今年に入り、物体を立体的にデータとして取り込むことができる3Dスキャナを内蔵した複合機も登場しました。

―― ここまでたった2年ですよね?そんなに裾野が広がるとは…!4万円台なら、「買ってみようかな」って思えます!

大戸誠さん そして今、熱視線を浴びているのがXYZ printingの「ノーベル 1.0」。一般的な3Dプリンターは、先ほど紹介したフィラメント樹脂を積層してプリントするんですが、「ノーベル 1.0」は紫外線レーザーを照射してレジン液(光硬化樹脂)を硬化させて固める仕組み。これだと立体の表面が層にならず、より精密な造形が可能です。

でんでん まさにプロ仕様じゃな!

大戸誠さん ただ、本体自体もレジン液も高額で、ランニングコストはフィラメント樹脂の3Dプリンターと比べると約5倍はかかりまして…。先日も、商品の前で2時間ほど考え込んでいたお客さんが、最後は「やっぱり買います!」と。コストはかかりますが、それほど魅力のある一台といえます。

4万円台の3Dプリンター登場で一気に拡大 4万円台の3Dプリンター登場で一気に拡大 4万円台の3Dプリンター登場で一気に拡大

フィギュアからサンプル商品、趣味の世界まで!


―― 3Dプリンターを購入するお客さんは、どんな方が多いんですか?

大戸誠さん とても幅広いです。場所柄、フィギュア職人の方やアニメーション関係の方は多いですね。「このおかげで僕の仕事が2週間短縮できます!」と感動される方も(笑)。ほかにも菓子メーカーの方が、新商品の原寸モデルを3Dプリンターで作り、プレゼンで活用されたりしているようです。

―― フィギュア職人は予想していましたが、さまざまな活用方法があるんですね。

大戸誠さん 趣味の世界ですと、鉄道マニアの方が鉄道模型を作る際に、小物類を作るのに活用されています。一風変わったものだと、ヤドカリを飼っている方が3Dプリンターで透明な貝殻を作り、そこにヤドカリを住まわせているというユニークな例もありますよ。

―― 皆さん、使いこなしてますね〜。楽しんでる!

大戸誠さん 「とりあえず買ってみよう!」という勢いで買うもアリだと思いますよ。このフロアはパソコンサプライをとり揃えていますし、スタッフもエキスパートばかりですのでぜひご相談ください。3Dプリンターを使いこなすのに、いちばん必要なのは「作りたい!」という情熱です!

フィギュアからサンプル商品、趣味の世界まで!
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